2011年9月27日火曜日

本の話など 

先日購入した「悼む人」を読み終えました。
上下2冊ですが一気に読めました。
全体の感想はネットで色々出ているのでここでは割愛しますが、主人公のお母さんが癌に侵され、余命を家族と共に生き抜くなかでの双方の心の揺れ動きに、私はとても感動しました。

人として、女性として譲れない尊厳を守ろうとしながらも、病魔がそれを許さず、日一日と人間らしく生きていくことが難しくなっていく姿が描かれていて、
そのような中でも母親として家族のことを想い、そんな母親を家族が想い、ということが見事に表現されていたように思います。



今は悼む人と一緒に買った「信長の棺」 加藤 廣 で、夜な夜な楽しんでいます。
と、いっても平日はやはり寝際の20~30分程度ですが。
こちらも上下2冊ですが、悼む人ほどサクサク読めません。。。
歴史モノは得意な訳ではないので、読んでいても人名などにイチイチつまづきますw
私は全然知りませんでしたが加藤廣さんの本は信長の棺、秀吉の伽、明智左馬助の恋、の3部構成みたいな取り上げられ方をされていて、かなり有名らしいですね。

私はただ本屋をブラブラして、フッと目に付いた本を手にとることがあり、これはそうして出会った本です。



東電はやることなすこと、しょーもないですね。
官吏に浸った社会は確かに始まった当初からそうかもしれませんが、欲深く敵のいない人間集団のなれの果てに見えます。

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